今日はクリスマスイブ。明日はクリスマス。年末のイベントがひとつづつ終わって行きます。街にあふれるツリーやジングルベルの曲もまた来年・・・
私が毎年感じているとても寂しい瞬間。それは、大晦日の紅白歌合戦がフィナーレを迎え盛大に終わった後、しーんとした、どこかの雪深い村のお寺で、除夜の鐘がごーんと鳴る画面に切り替わった瞬間です。そして新年までの残り15分、今年1年の出来事を思い返しつつ、行く年来る年の番組を、ぼーっと眺める静寂の時。日本人らしい年越しではありませんか。お試しを。
介護保険の住宅改修工事が増えました。手摺を付けたり、段差をなくしたり・・・工事費の9割は支給されるので使わない手はありません。何回もやったので申請手続きも慣れました。役所の方はとても細かい事まで指摘されますので、毎回 「今度こそは何も言われないぞ!!」 と思いつつ提出するのですが・・・くくっ!そう来たか・・・となります。何も言われず 「はい結構です」 となった時には、思わず 「勝った!!」 と小さくガッツポーズ。戦っている訳じゃないんですけど・・・
昨日、パソコンが起動せず、黒い画面になにやら英語が・・・何をやっても目覚めてくれません。大切な図面やデータが消えてしまっては一大事。もう一台のパソコンで修復方法を検索し、色々試してなんとか元通りに。焦りました(汗)。今の時代、パソコンが無いと仕事になりません。15~6年前までは図面も見積もみんな手書きでやっていました。製図台にへばりついて図面を書く訳ですが、変更などがあるともう大変。消しまくったり、1から書き直したり。今はマウスでクリックするだけ。パソコン様々です。これからもお元気でご活躍をお祈り致します。
「2012」というアメリカ映画が何年か前にありました。2012年12月21日に天変地異が起こって人類は滅亡するという大スペクタクル映画でした。あと10日です。何かやり残した事はありませんか。宝くじは買っても無駄ですよ。
私が子供の頃は「ノストラダムスの大予言」というのが流行っていて、「1999年に人類は滅亡するらしいぞ」と友達とワイワイやっておりましたが、無事に中年のおじさんになる事が出来ました。2012年なんて子供の頃からすると果てし無い未来で、自動車がチューブの中を走っていて、宇宙旅行も気軽に出来る予定でした。どこで間違ったのかしら・・・
アストン・マーティン・ヴァンキッシュというイギリスの車。見ているだけでほれぼれします。この度、新型になりました。お値段 31,494,750円也。宝くじが当たったら買いますので4,750円はまけて下さい。10年前に見た初代ヴァンキッシュ。おお!!と思いました。世の中にこんなにかっこいい車があるのか! すばらしい!・・・そしてこの度の新型。旧型が突然色褪せました。ずんぐりしていてかっこわる~ダサい~キモい~とまで思っちゃいました。それほどまでにデザインの力は偉大です。何年経っても色褪せないデザイン。飽きの来ないデザイン。車も家も、ものを造る者として究極の課題です。
本日、下関は初雪が観測されました。寒いですが冬は嫌いではありません。20代の頃はよく広島方面にスキーに行っていました。芸北国際、恐羅漢・・・懐かしいですな。夜中に出発して朝方到着し、昼過ぎまで滑って夜7時頃帰宅するのがそのころのパターンでした。もう20年近くスキーには行ってませんが、今はスノーボードばかりなのでしょうか?。この冬は久々にスキー道具を倉庫からひっぱり出して行ってみようかとも思いますが、スキー場で古臭いスキーを履いて流行遅れの格好をしたおじさんがよたよたと滑っていたら皆の笑い者でしょうな。
旅行に行ったとします。風景の良い所をバックに写真を写します。「はい写すよー」と言ったらどんな格好をします? 外国人が不思議に思う事。「日本人はナゼ写真ヲ写ストキ ミンナ ピース シマスカ? 」 いまどき直立不動で写る人はいないし、さりとてモデルでもないので気の利いたポーズも出来ないしということでピースが一番無難なんでしょうね。ピース(Vサイン)はその昔イギリスのチャーチルという政治家がやったのが始まりとか。もうそろそろ誰かピースに替わるポーズを流行らせてもらえないでしょうかねぇ。
年末ジャンボ宝くじ。買いますか?、買いませんか? 私はたまに買いますが、もちろん当たった事などありません。もし当たったらあれを買おう、旅行はどこに行こうと考えるのが楽しいのです。夢を買うのです。とよく言いますが、はずれた時、宝くじ代で寿司が食えたのに、あれが買えたのにと考える事の方が、みみっちくていやですな。交通事故に遭う確率の方が、宝くじに当たる確率よりずっと多いのに、みんな自分は交通事故には遭わないけど宝くじには当たるかもと思っている。飛行機から地上のトランプ位の大きさの上にパチンコ玉を落とすのと同じぐらいの確率だそうです。それでも買いますか。でも買わないと絶対当たりません。
またまた【ゆるキャラ】について。地域活性化、町おこし等で、さて何をしようかとなった場合、まずは【ゆるキャラ】を作ろうとなるんでしょうね。「ちょるる」を筆頭に、岩国錦帯橋空港の「ソラッピー」、湯田温泉の「ゆう太・ゆう子」、消防団の「モセキ君・コモセキ君(どういう意味?)」、山大には「ヤマミイ」・・・山口県だけでも何体あるのでしょうか。
ディズニーランドにはミッキーマウス、ハーモニーランドにはキティちゃん。彼らは必要です。居ないといけません。遊園地や動物園、幼稚園や保育園にも居ていいと思います。でも空港や、大学にまで必要かしらと思う私は心の狭い人間です。
親知らずの抜歯。覚悟は出来ていませんが、痛くて食事もしずらいので抜きに行きました。 「もう一度薬を注入して様子を見ましょう」 と言ってくれないかという淡い期待は、目の前にならぶ抜歯器具を見た途端、遥か彼方に飛んで行ってしまいました。ずーんとした麻酔の感触は何十年ぶりでしょうか。思ったほど痛くは無いけれど先生の引き抜こうとする力をビシビシ感じます。医者も力仕事ですな。か弱い女医さんはこういう時どうしているのでしょう。その後どうなったか・・続きはまた今度。
修業した工務店で2、3年経った頃、私にも携帯電話が貸与されました。社長のおふるで、ずしりと重く、ショルダーバッグの様に肩に掛けて持ち歩くという代物でした。あまり覚えていませんが、まず電波の中継基地に電話してから相手先の電話番号をダイヤルする方法だったような気がします。電波の入りも悪く、まともに通話出来るのはまれでしたが、それを逆手に取り、社長から電話がかかってきて都合の悪い事を訊かれると、聞こえているのに 「もしもーし、はぁ?ちょっと聞こえません。あれぇ?電波の入り悪いなぁ」と とぼけておりました。あれから20数年。そしてこれから20数年後、携帯はどうなっているのでしょうか。末恐ろしいような気もします。
25年位前の携帯電話は弁当箱の様な大きさで、まだ殆んどの人が持っていない時代、私が修業していた工務店の社長はそれを片手に現場をまわっていました。そして気付いた事があるとすぐにその電話で指示を出します。とても格好良く、私も携帯電話を持ち歩く様な人になりたいと思ったものです。
そしてなれました。誰もが・・・
その頃の工事現場での一般的な連絡方法は公衆電話でテレホンカードでした。でも本人にすぐ繋がる訳は無く 「出かけております」が殆んど・・・
忙しい人と話をするには朝早くか夜遅くでないと捕まらない時代でした。
今じゃ24時間いつでも捕まります。良いのか悪いのか・・・
やっぱりというか当然というか、かねてから痛かった親知らずをとうとう抜くことになりました。「明日抜きましょう」と言われ、覚悟して歯医者に行ったら「やっぱり薬を注入して様子を見ましょう」に変わったのでひとまず安堵していたのですが、残念ながら快方には向かってくれませんでした。「来週のいつでもいいので覚悟が決まったらいらして下さい」と先生のお言葉。「抜歯後10日間は痛いし、口が開かないでしょう」とも・・・・覚悟決まりません!!
今年もあと1月半位しかありません。なんだかこの時期になると気ばかり焦って落ち着きません。仕事の依頼があったりすると今年中に出来るか出来ないかを考えるようになります。夕方も5時を過ぎると暗くなり、あと1時間明るければと思うこともしばしば。クリスマスの曲に少しウキウキしつつ、バタバタしている間に12月も28日となり、今年もこれで終わっていいの?なにか忘れている事はない?と自問自答。後悔と反省の大晦日も、もうすぐです。
今日は海峡マラソン大会です。回を重ねる毎に参加者も増え、活気に満ちた大会になっております。景色の良いところを走るのは気持ちがいいでしょうね。私は長距離はとても苦手ですが。
弊社のある彦島(島です!!)もマラソンコースになっており、本州!?とつなぐ橋が2本共通行止めとなっているので、島民!?は島から出られない一日となります。唯一、水門という所から本州に行くことが出来ますが、第1回目のマラソン大会の時、橋が通行止めと知らずに出かけ、大渋滞に巻き込まれ、5分で行ける所を1時間かけて行ったことがあります。役所ももう少し島民の事を考えてほしいですな。それと彦島大橋。昭和50年の完成ですが、この橋には歩道が無い。人も渡ってよい橋なのに歩道を作っていない。だからとても危険です。サイクリングなんて自殺行為です。昔の役所の計画性の無い道路作りには呆れます。何年、何十年経っても使い勝手の良い家造りが大切だと思う今日このごろ。と強引に家と関連付けて終わります。
歯が痛い。親知らずが疼く。現在通院中。親知らずという名は、生えたことを親が知らないという事からついたそうで・・・今までは硬めの歯ブラシでガシガシとみがいておったが、本当は毛先の細いブラシで小刻みに磨かないといけないらしいね。痛み止めばかり飲んでいたら、頭がクラクラしてきてふらつきだした。まずいまずい。人間も家も定期的にメンテナンスをしておきましょう。壊れるまでほっておくと大変なことになりますよと強引に家と関連づけて終わります。
所さんのリフォームの番組。毎回思う事ですが、あれ、リフォームって言えるか?施主は家財もろとも引越しをして、家は柱だけ残して全て解体してしまう。もうほとんど新築でしょう。古いぼろぼろの柱でも残っていればリフォームとして工事出来るから、新築する時のような煩わしい役所の許可や検査等を必要としないのが利点ですが・・・
一般的なリフォームといえば、お客様が生活している中で工事をするわけで、浴室の工事などでは1日でもはやくお風呂が使えるよう大変気を使うわけです。いかに段取りよく、不自由をかけずにきちっとした仕事をするかが地元の工務店の腕の見せ所です。
だからお客様がリフォームの間、引越ししているなんてとても楽!!夢のような現場ですな。それと工事費が安すぎます。番組の最後にいつも「予算内で収まりました」 とナレーションが入るが、うそつけ!! 安すぎだろ!! デザイン料を除くと書いてあるのがみそです。
ここで一句 《デザイン料 お幾らですか 匠さま》
この前のロンドンオリンピック。内容は置いといて、キャラクターが全然表に出て来なかったのには感心した。2012の数字をデザイン化したものが主だったように思う。これが大人の社会なのではないでしょうか。日本のオリンピックだったらキャラクターのぬいぐるみがやたらと走り回っている様な気がする。そして観客の女の子達が きゃーかわいい とかいって抱きついたりしていそうだ。中に汚いおじさんが入っているとも知らず・・・・街並みもそうです。イギリスやヨーロッパなどは古い建物も大切にし整然として綺麗ですな。日本のように周囲との調和も考えずごちゃごちゃとした風景とは比べ物になりません。自分だけが目立てばよいという建築はだめだと思います。
最近思うこと。キャラクターとか、ゆるキャラとかいって人間が入っているぬいぐるみ。山口にも《ちょるる》というものがありますが、この前彼が山口県の観光宣伝部長か何かになったとかで県知事が任命書を恭しく渡しておった。選挙の投票率を上げようと、キャラクターにプラカード持たせて投票に行ってねというのもありました。選挙って大人がするものです。子供がするものではありません。ちょるるが選挙に行ってねと言うから行かなくっちゃと思う大人が何人いるというのでしょう。ディズニーランドで成人式がある自治体もありますな。日本には大人の社会はあるのでしょうか。
擁壁ほとんど出来ました。はやく上棟したいけど、まだ地盤調査があり、その結果次第では地盤補強工事もしなければならず、そのあと基礎工事をして、検査等を受け、やっと上棟となります。まだまだ先は長いです。瓦葺き工事が済んで雨に濡れる心配もなくなったころが一番愉しいです。あとは素敵な家になるよういろんなアイデアを考えながら造るだけですから。べたな言い方ですが、出来上がってお客様が感激してくださった時が一番うれしい時です。
もうすぐ10月。今年もあと3ヶ月。早すぎる。ついこの前おせち料理を食べた気がする。歳をとるほど時間が経つのが早く感じるのはなぜでしょう。子供時代は、初めての経験というのが多いからいろんな事が刺激として心に残るため時間が長く感じるけれど、大人になるほど、前に経験した事ばかりになって、刺激も無くなり、平凡な毎日の為、時間の感覚も鈍くなると何かの本で読んだことがある。でも建築の仕事は毎日同じものを造っている事は無く、毎回いろんな現場、いろんなお客様と接するから、子供時代のように刺激に溢れていると思うのですが・・・やっぱり今年もあっという間の1年です。
雨漏り修理の依頼があり、屋根に上がってびっくり。大穴!! それもあちこち。そりゃ漏るでしょう。40年位前の平家。ぼろぼろです。調査したところ屋根全面葺き替えじゃないと修理不能。借家でおばあさんのひとり暮らし。大家さんはもう解体したい様子。おばあさんは今更引越しはしたくない様子。
どちらの気持ちもよくわかる。どうしたらいいんでしょう。おばあさんがぽつり。雨が降ったら外とおんなじ・・・
I様邸の擁壁工事中。I様は昨年の完成見学会にお越し下さり、弊社の家を気に入って頂き新築する事になりました。和風モダンの平屋です。平屋のデザインは難しい。シンプル過ぎると長屋の様になって面白くもなんとも無い。派手にならずに、通行人がおやっ!と立ち止まるような家をいつも目指しているのですが・・・。
毎日考えているので昨日と今日の図面はちょこっと違います。上棟してからも少しずつ違います。完成時がそのとき考えつく最高の状態ですので同じような家は一軒もありません。 もちろんお客様の意見も大切です。如何にして好みの家にするかが腕の見せ所であり、やりがいを感じる時です。
DVDレンタルで小津安二郎監督の《お早よう》という映画を観た。昭和34年の作品。杉村春子、東野英治郎 みんな若い! 平屋の建売住宅が並ぶご近所のたわい無い日常。あの頃はみんな助け合って生活していたんですな。ご近所さんがそれぞれの家庭にうるさい位にやってくる。今じゃ考えられない、ビールの貸し借りとか・・・こんな時代の映画が大好きです。のんびりしてて。話の内容より、生活習慣や建物や町並みなどを見ては、おお!!と驚くのが好きなんです。
台風16号接近中。超強烈らしい。来るなよ。それろよ。私が20代のころ修業中の防府にひどいのが来ました。町の電柱が何本も折れ2週間以上も停電。毎日朝から夜遅くまで家の修繕にまわってへろへろ。帰宅しても蝋燭の明かりの中、米も炊けず食パンかじって死んだように眠りました。トラウマというやつですな。台風はこりごりです。
日本に高気圧が居座ると台風はその周りを行くのでこの何年か台風は上陸していないけど、暑いのもいやですな。 わがままですな。
アルミフェンスの取付と側溝にグレーチングという鉄格子の蓋を取付ける。アルミフェンス。今年は何枚取付けただろう。手馴れたものです。ただグレーチングの方は、側溝の幅よりグレーチング(長いのでグレ)のほうが若干広くて悪戦苦闘。ディスクサンダー(長いのでディス)で側溝を削り全身真っ白になってようやく完了。グレの幅は規格品で、ぴったりのサイズが無い時こういう事もたまにあります。お陰でディスの刃がちびってパー。この刃は高いんだよ。グレそうディス。
水筒のお茶も一気に飲んで、近くに自動販売機も無いため脱水症状寸前。現場で一度もトイレに行っていない。汗として出るから、全身小便まみれ!?