この前テレビで東京オリンピックのシンボルマークのお披露目を大々的にやっていましたが、えっ!?と思いました。花のマークじゃなかったのと。あれは招致活動用だけなのと・・綺麗で華やかでとってもいいデザインだったのに、東京のTをイメージしたというなんだか冷たいものに変わってしまいました。しかも盗作騒動のおまけ付き。無理に変えなくてよかったのにと思います。国立競技場といい、今度のシンボルマークといい何をやっても上手くいきませんね。オリンピックをやれば景気も良くなり国民が一丸となって国もどんどん発展するみたいな妄想は1964年の東京オリンピックまで。今は五輪招致に立候補する国も減っているそうで、2022年の冬季五輪は雪がほとんど降らない北京に決まったとか・・・。
性懲りも無く2026年の招致に札幌が出るそうで、もうやめといたらと・・・。
家は3回建てないと気に入った家にならないと昔から言われています。
建てた後、ああすれば良かったという所が出て来る為ですが、その点、新国立競技場は建てる前に気づいたので良かったですね。(気づくのが遅すぎますが・・・)
時間が無いからと言って大慌てでくだらないものを造らないように祈るのみです。
《家を建てたいのですが。予算はこのぐらいで・・》
《こんな家はどうでしょう。絶対おすすめです。》
《素晴らしいですね。じゃあ見積してください》
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《見積書が出来ました。難しい工法なので予算の倍となります。》
《じぇ!じぇ!じぇ! あなたがすすめたのに!! とても払えません。
友達にこんな家を建てるって言ったのに、どうしてくれるんですか!!》
《知りません。私はデザインを選んだだけですから。》
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こんな建築家に頼んではいけません。
朝ドラと大河ドラマといえばNHKの2大看板。《おしん》や《独眼流政宗》といった過去のものから最近では《あまちゃん》など国民的人気となった番組が数多くあります。しかーし!! 現在放送中の《まれ》と《花燃ゆ》のつまらなさといったら・・
《まれ》は朝っぱらからキスシーンはあるわ、二十歳そこそこの若者が、結婚!結婚!と大騒ぎするし、観ていてイライラするのは私だけでしょうか。
山口県が舞台の《花燃ゆ》。地元なので頑張って観ていましたが、あまりの面白く無さにとうとう挫折。毎週楽しみでないといけない筈が、苦痛ではどうしようもありません。45分の長いこと!! 思うに脚本が悪すぎると。役者は悪くないと。良い役者がいっぱい出ているのにもったいないことです。
BSでは《まれ》の前に《あまちゃん》の再放送があって、やっぱり何回観ても面白い。後番組の《まれ》のくだらなさが増幅してしまいますね。
大変腹の立つものにFAXを使ったDMがあります。
郵便で来るDMなんてかわいいもので、興味がなければ捨てるだけ(不要なゴミは増えますが・・)なのに対して、FAXを使ったDMは人の紙とトナーとカウントを無断で使い、くだらないDMが送られてくる間(真夜中も有り)コピーが使えないなどの業務妨害をし、【説明会○月○日、東京会場】などというFAX1枚でひとりの人間を遠い東京迄呼び寄せる事が出来ると思っている能天気な会社が未だに存在するという事に腹が立つのです。人の迷惑を全く考えない営業をする会社を誰が相手にするでしょう。
【社長必見!!お客さんがどんどん集まる魔法のような集客法のご案内】をFAX-DMで送ってくる事に少しもおかしいと思ってない。魔法ってもしかしてFAXの事?
以前(2013年)のブログにも書きましが、
オリンピックの為と称して莫大な税金を投入し今度は何を造るのかと思ったら、新国立競技場でした。予算もどんどん膨れ上がり、当初の倍だとか・・・。あほですね。
周りの景観も何も考えていない巨大で奇抜なデザインを選んでおいて、それが無理だと判ると、早くしないと間に合わないので、誰かが適当に考えた、手足を引っ込めた亀のようなデザインで無理矢理建てようとしています。
開催地に立候補した時の《何もかも完璧ですよ、任せてください。》みたいな態度は何だったのか。
真面目な日本人だから工期は間に合わすだろうけど、オリンピックを開催するメリットより、そのあと何十年も残る亀の世話の方が餌代も掛かって大変でしょうね。
本屋に行くと大抵2~3冊は買って帰ります。それを就寝前にベッドで読むのが至福の時間。すぐにでも読みたくて買ってきたのですから、ついつい新しいものから開いてしまい、昨日まで読んでいた本は後回しとなります。そして又新しいものを買ってくるので、枕元には読みかけの本がうず高く積み上がり、夜中に崩れてきて目を覚ました事も1度や2度ではありません。これではいけない。本代も馬鹿にはならないし、読みかけのものは最後迄読もうと思うのですが、内容を思い出す迄さかのぼって読んだりしてちっとも前に進みません。本屋をうろうろする事が大好きなので我慢出来るはずもなく、枕元にはまた新しい本が・・・。名作やベストセラーなど途中迄は知っているけど結末は知らないという状況は今後も続きそうです。
2015年2月8日、親父が亡くなりました。76歳でした。
創業社長として若くして丸山工務店を始めて今年で51年。こんなに長くやってこられたのも父がこつこつと築いてきた信用のお陰だと思います。私が一緒に仕事をするようになってから21年。意見が合わず、よく喧嘩もしました。でも今になって、あの時は親父の方が正しかったなと思うことが、たくさんあります。
出来る事ならもう1軒だけ一緒に建てたかった。今度は仲良く最後まで出来るのにと思います。
私が社長となってから6年。この6年間は父の闘病の期間でもあります。この間に建てた何軒かの家を父は見ることが出来ないまま逝ってしまいました。天国から見てくれているでしょうか。
親父の残した技術と信用という財産を大切にこれからも頑張っていこうと思います。